Book Cover Challengeを行ってみての感想と7冊の本まとめ
ご無沙汰しております。
皆様、お元気でしょうか…?
私は新型コロナの影響で、在宅勤務もすでに1か月を越え、最近は読書に時間を割くことが多くなってきました。そんな折に知り合いから「Book Cover Challenge」に誘ってもらい、参加しました。ブックカバーチャレンジのルールは、以下の通りです。
【目的とルール】
●読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿する
●本の表紙画像をアップ
●都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いしてみる
本来は、本の説明はせずに表紙画像をあげていくルールなのですが、写真の腕には自信がないのと、ぜひオススメしたい本たちなので、私ルールで見所を言葉で紹介させていただきながら参加しました。また、希望される方がすぐに購入できるようにアマゾンのリンクを貼って投稿していきました。
ここでは、7日間、実際に参加してみての感想、参加することのメリット・デメリットもお伝えできればと思います。まずはデメリットから。
【デメリット】
想像以上に、ブックカバーチャレンジに参加してくれる友達を探すのは「大変」。これに尽きます。けっこう気軽に引き受けたのですが、7人の参加者を探すのに、私はけっこう苦労しました。このchallengeに参加したことで、恒常的に本を読んでいるビジネスパーソンって、あまりいないんだな、と実感しました。また、「7冊紹介する」という冊数も参加の壁になったようです。
【メリット】
①読みたい本の幅が広がった
②長らく連絡をとっていない友人に声をかけるキッカケになった
③アウトプットの機会を手に入れることができた
まず、①ですが、読みたい本がすごい勢いで広がりました。ブックカバーチャレンジに参加してから、20冊以上、Amazonで本を購入しました。普段、自分が目にとめない分野の本に興味を持つキッカケになりましたし、私は現状なかなか書店に足を運べない環境にいるので知り合いのオススメ本を知ることができるのは、とても貴重な機会でした。②に関してですが、デメリットの箇所にも記載した通り、参加してくれる知人を探すのはなかなか難しく、最終的に20人近くの人に連絡をとったと思います(その中で参加してくれたのは8人なので、10人に声をかけて半分以上には断られた計算ですね)。あまりこういうのはよくないかとは思うのですが、断る理由も人それぞれで興味深かったです。ただ強調したいのは、私は(おそらく)自他ともに認める、人を誘うことへのハードルが低い人間なので断られてもダメージを受けないのですが、参加の有無によって人間関係に支障が出そうな方は、「都度1人のFB友達を招待」するルールはスルーした方がよさそうです。1番、参加のネックになったのもこのルールだと思います。
②ですが、これはとてもよい機会になりました。声をかけた20人の中には5年から、ともすると10年以上交流のなかった友人も含まれます。「この人、たしか読書が好きだったな」、「この人のオススメの本が聞きたいな」、「そういえばいまこの人、何をしているんだろう?」ということで、国内外の友人と交流するキッカケになったのが最大のメリットだったように思います。
最後の③に関してですが、この自粛期間中、人と話すことが少なくなったからだと思いますが、映画鑑賞や読書など、インプットが生活の9割くらいになっておりました。ブックカバーチャレンジを通して、強制的にでもアウトプットの機会をつくることに繋がったのは、かなり自分のためになったと思います。アウトプットの楽しさ、苦しさをこのchallengeを通して思い出しました。
上記のデメリット・メリットを考慮して、私は参加してよかったな、という感想です。誘ってくださった方にも、こういった機会をいただけて、とても感謝しています。
最後に、私が投稿したオススメの本をこちらにまとめておきます。
<1冊目>
<2冊目>
2冊目は、岩岡ヒサエさんの「土星マンション」です。
コミック作品です。
「土星マンション」、知っている方、どれくらいいるんですかね…?
2011年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門の大賞を受賞しているくらい評価されている作品のはずなのですが、残念ながらイマイチ知名度がないイメージです…。
当時、私はこの漫画を書店で買っていたのですが、置いていない書店もあって、いくつか書店をまわった覚えがあります。
舞台は、地球全体が自然保護区域となり、地上に降りることが許されなくなった時代。人間は遙か35,000メートル上空に浮かぶ巨大なリング状のマンションで暮らしており、主人公の少年ミツ(「密」ではないです!笑)は、中学卒業と同時に「窓拭き」として働きはじめます。ネタバレしないように詳しい説明は控えますが、全7巻で、オムニバスな作りなので、読みやすい作品だと思います。
取り扱っているテーマは重いはずなのに、優しい絵のタッチで爽やかに読み進められます。
<3冊目>
3冊目は、スーザン・バーレイさんの「わすれられないおくりもの」です。
絵本です。
小さいころ、毎日お母さんに絵本を読み聞かせてもらっていたのですが、その中でもお気に入りの絵本でした。
絵本で「死」を取り扱ったものって、実はあまりない気がします。楽しい絵本を読むのもいいのですが、この本はきれいで繊細な絵が魅力的で、よくお母さんに「読んでほしい」とせがんでいた覚えがあります。
<4冊目>
4冊目は、ダレン・シャンさんの「ダレン・シャン」です。
児童書です。
初めて表紙買いした本かもしれません。キラキラする表紙だけでなく、中身も濃いものです。当時小学生だった私は、本当に寝食忘れて、時間が許す限り、この本に没頭していた覚えがあります。それくらい、先の読めない展開にドキドキハラハラしていました。
<5冊目>
5冊目は、恩蔵 直人さんの「マーケティングに強くなる」です。
1番最近読んだビジネス書です。
マーケティング初心者な私でも理解できる、とてもわかりやすい本でした。様々な事例が載っていて、ちょっと「プロジェクトX」っぽくて、途中読みながら泣きそうになりました。
<6冊目>